夏の学校視察

hama09232007-07-20

夏の学校の視察に行ってきました.
予想していた晴天とは違い,曇りからのスタート.結局,雨が降るという厳しい環境下での視察となりました.最終的には警報が出てたような.
今日は,夏の学校の舞台となる3つの島(来島,小島,馬島)を歩いてまわりました.波止浜の港で,ボランティアガイドの方と待ち合わせ.この75歳のガイドの方が,本当に元気でした.
まず来島
来島は本当に小さな島なのですが、かつては(400年くらい前?)お城を構えていて、そーとー力を持っていたらしい。村上水軍の3つの拠点(ほか能島、因島)のひとつで最後まで海賊行為を許されていたのは来島だったそうだ。現在では、お城の跡は私有地となり草で生い茂っている。そんな状況だったのを見かねて、10年くらい前から、「来島保存顕彰会」というのができ、地域の資源であるこの来島を守っているんだとか。。年3回くらいの草刈をしている。今日はその一番伸びきっている時期に来てしまったみたい。夏の学校までに一度は草刈に来ないといけないな。と。

(来島からの今治造船
次に小島
小島には、砲台跡が3箇所あった。南部砲台跡、中部砲台跡、そして北部砲台跡。そして、それらの砲台へ指令を出す指令塔。これらは、日露戦争時に作られていたという事だ。100年くらいは前の構造物。芸予地震でも壊れることなく、今なおその趣を残したまま存在している。これが百年前に積まれた石なのか?と初めて見た我々3人はとても驚いた。
この島の一番高いところでもある指令塔は絶好の視点場であり、瀬戸内海が見渡せる。世界各国からあつまる船が行き来するため、それを見ているだけで、一日中ここにいても飽きないそうだ。

(中部砲台跡:ここには3基あったらしい。おくには兵舎、浄化施設まであった)

(中部砲台跡:円形のところに砲台があったみたい)
最後に馬島
馬島は,今日巡った島の中では唯一橋を通ってでいける島です。夏の学校当日は、自転車でいけるという大きなオプションがつきます。

(小さな祠?と来島海峡大橋
島をめぐって歩いた一日でしたが、神社の多さにちょっと驚いた。ほとんど神社めぐりのような感じでもあった。海の近くが多いのか、島に多いのか・・でも、たのしかったです。晴れてくれれば最高でしたが。

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また遅刻。その報いか、蚊に20箇所くらい刺された。夏の島をなめすぎていた。