道後地区交通等総合的まちづくり協議会

hama09232007-11-16

という,長い名前の会議に一傍観者として出席.道後温泉駅周辺の動線計画を行うらしく,景観の先生やタクシー業界,トラック業界,県,市,国と色んな方が出席していた.
そんな中で松山市生まれ,松山市育ち,の主婦の委員さんの方が
松山市民にとっての道後温泉」という言葉を口にされた.それが印象に残っている.道後温泉は観光客のもの,という感覚がとても強いんじゃないかと.その方は,ご自身のお子さんと,足湯につかったり,道後周辺を散策されたりした時とても楽しかったと答えておられた.そーいった楽しい体験は子供にとっても将来,この地域への愛着に繋がるだろうと...
先日行った中学生WSの時,道後は今回が初めてだし,あまり行かないという子が多かった.しかしながら,同時に実施したアンケートの回答では,「松山のいい風景を紹介してください」という質問に対して.「道後温泉」という回答は多かった.
誇れる物だけど,自分たちはあまり行かない.
他の地域でもそんな感じなのかは分かりませんが,今回の整備で何か変化があればと思う.それは地元の人がよく行くようになったとか,外から来る人が多くなったとか,景観がよくなったとか,歩きやすい街になったとか,歩いて楽しい街になったとか,また来たくなるという想いが強くなるとか...
松山に住んで5年になりますが,自分もそういえば道後は数回しか行った事が無い.正直あまり好きではなかったからだ.本館の建物はもちろんいいと思うが,周りを見たときにびっくりする.温泉地という感じがなぜかしなかった.水を感じないというのも大きかった.
水という点については今日はじめて知ったことがあった.
現在,からくり時計や足湯があるところは放生園というらしく,昔は川が流れていて池が対になるように二つ存在していたそうだ.川の環境が悪くなり,埋めてしまったらしいが,間違いなくあったらしい.それを復活させてはとの意見もあった.
今後,この道後地区がどのように変化していくのかちょっとでも関わり合いながら見ていければと思う.とても楽しみである.いつか,どっか違う地域に住んでいたとしたら,一観光客として訪れたいなと思うぐらいになってくれればいいなぁと思う.