計画学2日目

hama09232007-06-10

寝坊.
朝一からのセッションに遅れる.
この日は,他の方の発表を見てまわりました.
まず「土木遺産保全に関する土木計画学のアプローチ」というセッション(遅れたやつです).
急いで入ると,3人目の「旧産炭地における炭鉱関連遺産の保存・活用の可能性」という発表が行われていた.土木遺産というか産業遺産である炭鉱をいかしたまちづくりとして,色んなテーマを決めて町を廻るルートを提案したりされてました.「構造物が100歳を迎える」というフレーズが出てきた.今まで100年持ってるんだからまだまだまだ余裕かな?という気持ちになりがちだけども,そーいった構造物に対して早急に対応しないと,本当になくなってしまうと語っておられた.
次にオルテガの「大衆性」の定義に着目し,大学生に対しアンケート調査より「大衆性」を持っているかどうかの区別を行い,大衆性を持つ方が風景や景観に対してどのような考えを持っているのか?という発表でした.とても興味深い発表でした.
次に参加したのは,3人の先生による「土木における近代の超克」というセッションです.どーやったら,近代化を超えられるのかという話.「近代化はウイルスだ!悪だ!」と強い口調で言われるとちょっと洗脳されたように,「あーいけないんだな」と思ってしまいかけましたが,結局は無秩序な近代化というか,過去を読み込まない近代化というか,そー言うのがいけないのかなという風に思ったりします.
今日,人生で最も多く「PCDA」という言葉を聞いたかもしれない.”C”って簡単なようで難しく,やってもその後に活かしていくのも難しいよなぁと思いながら.
08年の計画学春大会は北海道らしいです.おいしいものを求めて,論文を何とか書いて,北海道に行きたいものです。(ポスターセッションはもういいかな・・)
計画学07春 終了。