夏の学校1日目

hama09232007-08-03

夏の学校がついに開校.
場所は,サンライズ糸山.
9大学から33人の学生が集まって3日間で地域を廻り,色々な講義を受け,地域プランの作成を行います.
ガイダンス終了後すぐに波止浜地区の八木邸に向かいました.一般公開されるのは今回が初めてということもあって,地元の地域からも,入ってみたいという方が居られ,一緒に見学しました.外見は一見ぼろいのですが,格子とか瓦とかを見ると結構過ごそうな感じがします.

中に入るともっとすごかった.
まず,部屋数が半端ではない.かつての八木亀三郎という人物の偉大さを感じます.また,一見和室に見える部屋でも,天井が以上に高く,家具もどこか洋風であり,蟹をロシアへ売りに行っていた亀三郎ならではのお家という感じがしました.ただ,手入れができておらず,庭は荒れ果て,建物ももう限界が近いのではと感じました.何とかせないかn.
階段を登り2階へ.
2階はかなり狭い.一部屋だけでした.しかし,階段の上りきったところに膝丈くらいの窓を発見.そこに侵入してみると,屋根裏の構造とかを見ることができ,とても興奮しました(男4人で「は,梁が・・」とか)
その後,波止浜港から,フェリーで,来島,小島,馬島をクルージング.説明を受けながら各島の外見を見て思いを膨らましていきます.このクルージング,大成先生の講義を通して地域を自分たちでイメージして,二日目以降のフィールドワークの場所,ルートの選定や,最終的にプランを作成する地域を決定します.意外とクルージングが早く終了したので,最終地点である馬島に上陸しました.
馬島に上陸して,右手にずーっと進んでいくと,旅館が見え,そこを通り過ぎると神社へ続く階段が表れます.そして,その階段の左側に木で円形のアーチが作られた小さな通り道がありました.くぐり抜けないわけには行かないでしょう,ということで歩を進めると,目の前にポケットビーチが現れました.もうプライベートビーチです.靴を脱いで,はしゃいでいると.岸壁に何かを発見.行ってみるとお地蔵さんでした.その岸壁から下を覗くとものすごい速さの潮流.皆でかんせいをあげる.「これはやべぇー」テンションのあがるH先生.ほか数名.とりあえず記念写真.

その後,岸壁からの帰り道に岩の洞穴を発見進んでみるとV字に海が開けた場所に出る.視界がさえぎられているせいか,海面が高く感じる.それにしてもすごい潮の速さである.ちょうど船が一艘通り過ぎた.中々進まない.
そのあと,僕たちはフェリーには乗らず,エレベーターで橋の上に出て,歩いて糸山まで帰ることにした.風が気持ちよい.回ってきたルートを最後に見れるというのもいい.


ひと通り見て,明日廻るルートを決めた.簡単に発表.ごはんを食べて,お風呂に入って,平和な睡眠を迎えた.