夜桜コンサート@大月

hama09232008-04-05

高知県大月町長沢地区で行われた「夜桜コンサート」に参加してきた.この会は昨年に続いて2回目の開催となる.
昨年との違い

  • 開演時間を早めた(15時開始)
  • 田んぼ一面に広がるレンゲの花がきれいだった(昨年は咲いておらず)
  • 肝心の月光桜は一分咲きであった(昨年は散り始め)
  • 野点でのもてなし
  • 露天の数が増大
  • H先生がシェイカーをふっていた

「満月の夜に満開になる」そんなことから「月光」と名づけられたこの桜であったが,今日,新月の日にはやはり咲いていなかった.時期的なものだけ見れば,昨年の4月7日とそう変わらない時期.昨年が散り始めだったのを考えれば,満開でも決しておかしくない時期だ.不思議だ.
野点.手元ばかり見ていた.1つひとつの動作が美しい.茶道,なんとなく「道」がつくものって好きだ.書道とか・・・書道とか...
抹茶がおいしかった.地元の高校生や中学生が立ててくれたお茶.今回のように地元の学生が,高校生とか中学生とか小学生とかがもっと参加できるようなそんな仕掛けがあってもいいと思う.帰りの車中,H先生が,同窓会みたいに毎年集まり,かつ,他人に対して披露出来る場があるのはいいことだな,みたいな事を言っていた.

音楽会.この春から中学生になった子達が,昨年まで,小学校時代に練習していた太鼓を披露してくれた.音楽会のなかでも,写真↓のキーボード,フルート?,そしてバイオリンで,3人で奏でてくれた音は風景ととてもあっていて,ついつい聴き入ってしまった.ただ,音きょ・・・が.

18時.点灯式.全く変化が無く一時会場が静まる.それでも1時間後には,徐々に浮かび上がった桜の木を眺める人が多くなった.一分咲きなのに不思議と咲いているように見える.
昨年聞いたお話では,たくさんの人が桜を見に来ることで,それも桜の間近に来て見ることで,周辺の土が踏まれることにより堅くなり,それが桜の根に影響を及ぼすんだ,みたいな事を言われていたように感じる.今年は桜の周りにロープが張られ一箇所を除いて桜に近づけないようになっていた.その一箇所にしても,直接土を踏まないように,道が設けられていた.一人の女性がその道を渡り,桜の幹に手を当てていた.不思議と此処に来る人は同じ行動ばかりとっていた.それにしても,でかい.

来年は,晴れの,満月の日に此処で満開の桜を見ながらお酒を飲みたい.ってたぶん就職してるんだけど・・・