月光桜〜せんだんの木

調査には東京大学，愛媛大学から自分を含め6名が参加し，他には，植物やこの日のルートを案内してくださった竹田さん，大月商工会の町田さんといった顔ぶれ．この日は，朝一でルートを決めてようやくスタート．計算では15キロくらいな道のりなのだが，果たしてどうなることやら．．．
歩きながら牧野富太郎博士命名の植物などを調査していきます．自分の担当はといえば，植物・・・ではなくて，調査で歩いた道の写真を撮る(50メートル間隔に進行方向を撮影)というものでした．大学からはこんなメンバーが参加しました↓

月光桜をスタートしてせんだんの木までのコース．途中道なき道をすすんで(まぁ道はなかったのだけれど)，上ったり下ったり．で日も落ち始めたころたどり着いたのがせんだんの木がある芳ノ沢の小学校だ．

巨木の葉っぱ越しに空を眺めると，山の尾根が見えて，そこにゆっくり回る風車が見えた．こんな小学校に通えたら楽しいのに，と思いつつ廃校となった小学校内に足を踏み入れる．廊下の天井は平らではなく，曲線で美しい．小さなスケールの教室がなんとも愛着を誘う．校庭をみると，そこにはせんだんの木が聳え立っていた．庭に出て写真をとる．引いて引いてようやく巨木の全体が収まった．撮ろうとすると電池切れ．仕方なく携帯でパシャリ．
学校を後にして，完全に日が落ちた，暗闇の里を歩いて行くとスタートした月光桜にたどり着いた．なんだかんだで結構歩いた．
歓迎会？お酒を注がれて，飲んで，コップを返し，ついで，飲まれて，コップリターンで，また一気．いやぁなかなかにしんどいが，楽しくもある．