フィレンツェ〜ヴェネチア

hama09232007-10-15

濃かった1日.
朝のフィレンツェ散策からスタートして,水の都ヴェネチアまで行くのが本日のコース.夜には夜行列車でパリへ.それにしても強行やなぁとか改めて.
今日が月曜日と言う事をすっかり忘れていて,美術館とか博物館の有名どころがしまってしまっていることを朝,宿を発つ前に教えてもらった.これでかえって開き直って街の散策に専念できるってもんです.
セグウェイで通勤している人に出くわす.うそぉ〜.驚き.
それにしても,フィレンツェのドゥオーモというのはランドマークのお手本のように色んなところから顔を覗かせる.有名なベッキオ橋からもちゃっかり.それにしても朝日が気持ちいい.橋の上に置かれた新聞をおばちゃんが吟味.新聞ってタダなの?とか.

ミケランジェロ広場からの朝のフィレンツェ.今日もかわらないフィレンツェの街並みでした.朝早いにも関わらず,既に人の姿が結構見られました.


ミケランジェロ広場からの帰り,行きとは反対側の岸を歩いてみる.川が鏡のように建物を写しこむ.とても美しい.しばらく川沿いを歩いていたが,もう一度街の中へ.今日は開いていないがせっかくなのでと,その外観だけでも見に美術館に向かってみる.


ホテルに戻り預けていた荷物を受け取る.
「どうだった?フィレンツェの街は」
「良かったです」
とか.お世話になった従業員さんにステッカーをわたし,ホテルを後にする.

ユーロスターヴェネチアへ.15ユーロ.
ヴェネチアに着いたらすっかり夕方の雰囲気.ある程度はイメージできていたヴェネチアの街並みだけど,こんなにも水路が入り組んでいるとは,,想像以上だった.なんでこのようなところにこんな規模の街ができたんだろうか.少し不思議感じる.



サン・マルコ広場.この辺で一番の低地らしい.まぁヴェネチアの街自体が水没してしまうかもしれないということが懸念されてますが.水上の土地にこんなに広い空間があるとは思ってなかった.此処までの道のりが本当に細い道路とも歩道ともなんともいえない道のりだったのでなおさらである.奥に見える寺院.西日があたって金色に輝く.一番いい時間帯に来たものだと,その美しさにしばし直立.気づくと,回りはハトばかりだった.自分がハトアレルギーだったらたぶん即死だ.ひとりの男の子が肩にハトを乗せて見せてくれた.ハトが飛び交う真下で食事している人が多々.文化の違いかな.自分なら気になって(いろいろと)食事できないなぁ.



日が落ち始める.地図があるから大丈夫だと思って,パリ行きの電車が出る直前の20時まで散策することに.水面に太陽の光が反射して本当にきれいだ.老夫婦とか若いとか関係無しに皆,水のほうを眺めていた.


駅への帰り道.
すっかり迷子.道に迷いまくる.
何度も行き止まり(水路)にぶつっては現在地を確認していった.街灯が灯り始める.そろそろあせってきた.現在地を訪ねては,歩き回って行き止まりにぶつかる.これを繰り返しているうちに,ランドマークにしていた建物の角度とかから,方角をなんとなくつかみ始めるが,そこは開けたところ.道を進むにはまた,入り組んだ街の中に突入しなければならない.結局のところ駅に向かいそうな,いかにもという人の後を付けていくのが正解だった.本当に細い,日本なら家と家の隙間くらいの道がメインの橋に繋がる道だった.駅についたころには,すっかり夜.月が出ていて,ヴェネチアの街に張り巡らされた水路に街灯がきれいに映し出されていた.
ヴェネチアの迷路から無事生還.そしてパリへ.