杖立温泉

朝6時に起床．速攻で宿の温泉に向かった．露天風呂，蒸し風呂がある．中でも蒸し風呂がこの温泉郷の特徴らしい．
朝食．そういえば昨晩は何も食べてなかった．なので，朝食からがつんと食べた．ご飯4杯．朝食をこんなに食べたのは記憶にない．
温泉地の地形にもいろいろあるんだろうが，ここのように渓谷になっているところが多いように思う．真ん中に川が流れていて，湯けむり，というのが王道のような．そう考えると建物ひとつで（そうじゃないのかもしれないが）人を集める道後温泉は結構特異なのかもしれない．

竹明り工房というのがあって，橋の欄干や店舗の軒先なんかには必ずといっていいほど此処で造られた竹明りが置かれている．欄干に取り付けてあるのは，竹にたくさんの丸い穴を開けたというシンプルな物ですが，夜には非常に映える．また，軒先にあるようなものは，店舗の名前がくりぬかれ，手の込んだ模様が施されている．


歩いていると，路地と階段が特徴的だ．階段の主要どころには杖が置かれている．もちろんお年寄りが多いこの地域に配慮してのことだろうが，地名の「杖立」にかけているのかも知れないとか思ってしまった．
ここに来た目的のひとつに寄ってみたかった，とある場所，があった．場所とか調べずに来たのですが，散策している途中で偶然見つけることができた．が，本日はどうやら閉まっているらしい．ちょっとだけ残念だ．
すれ違い，挨拶を交したすべてのおばあちゃんの肌がつるつる過ぎて，驚いた．温泉の効力おそるべし，といった感じ．